◆はじめに
ロジクール(logicool)社製のワイヤレスマウス、M585とM590。
事務作業向けのコンパクトマウスです。非常によく似たこの二つのマウス、その違いも含めてレビューしていきます。
仕事やプライベートで両方使っていますが、非常にコストパフォーマンスのいいマウスです。

◆スペック(概略)
スペックは以下の通りです。

必要な部分は押さえたという感触のスペック。電池が2年持つのは好感触です。
M590のみ、左右のクリック音をほとんど聞こえなくする静音クリックが搭載されています。
M585とM590は静穏クリックを除いて性能が同じです。クリック音を気にしないのならば、値段が安い分だけM585が優位ですね。
特に嬉しいのがbluetoothとUSBレシーバーの両方に対応していること。
BluetoothのないデスクトップPCにも、USBポートのないタブレットやスマホにも使えます。両者の切り替えも可能。
◆管理人の所感
普通のコンパクトマウス。大多数の人間は大きさに不満を持つことはないはず。*管理人の手の大きさは手袋でいうLサイズ。少し大きめ。
形状は左側が窪んだ左右非対称型のエルゴノミクス形状。しかし、極端な形状ではないので左右どちらの手でも使える。
M585とM590の使用感は、クリック音(クリック感覚)以外はまったく変わらない。
管理人のように左手で使う場合、マウス左側に配置された親指用ボタンは押しやすいとは言えない。
※薬指で押せるので、慣れればどうとでもなる。サイドボタンに慣れていない人は持つ時に違和感を感じるかも。
デザインはおとなしめで職場でも問題ないかと思う。カラーは三種類あるが黒かグレーが無難。赤は色合いが派手で職場向きではない(管理人は好き)。
BluetoothとUSBレシーバー両対応+接続デバイス切り替えボタンの組み合わせが個人的にヒット。PCと仕事用androidタブレットを登録して切り替えながら作業をしてます。便利。
マウスホイールを左右に傾けるチルトボタン2つに、ホイールを押し込むホイールボタン1つ、左側の親指ボタン2つの合計5つが自由に設定できる。
管理人は下の画像のような設定で使っています。特にチルトに割り当てたコピーと貼り付けは、エクセルなどの事務作業のときに凄まじい威力を発揮します。

◆メリット
・シンプルなデザインで職場で使いやすい
・ワンタッチで2つのデバイスを切り替えられる
・BluetoothとUSBレシーバー両対応は正義(PCでもスマホでも使える)
・機能割り当てボタンが5つと(事務用としては)多め
・複数のパソコンの間でファイルをドラッグ&ドロップできるFLOWシステムに対応
・機能の割に値段が安い
◆デメリット
・高級感や所有感は一切ない。
・デザインは地味。
・複数のデバイスを切り替えない場合、M546などもっと安い製品でもいい。
◆M585とM590の違い
この二機種のただ一つの違いがクリック音です。
実際に聞いてもらうのが早いでしょう。動画をご覧ください。
雑音交じりで申し訳ないですが、M585がクリック時にカチカチ音をたてるのに対し、M590はほぼ無音です。なお、M585の実際のクリック音の大きさは普通のマウスレベルです。特にうるさいわけでもありません。基本は500円ほど安いM585でいいでしょう。
静かなオフィスや、テレワークのため家族のいるリビングで仕事をされる方などはM590も選択肢に入るというところでしょうか。
*静穏化処理のため、マウスのクリック感はM585のほうが上です。管理人は仕事用マウスにはクリック感を求めないタイプなのでデメリットには挙げませんでしたが、気にする方は注意。
◆結局買いなのか?
複数デバイスでマウスを使いたい方にとっては間違いなく、買いです。
ワンタッチで接続先を変更できる便利さは換え難いものがあります。
逆に、1台のPCしか使わないという方は同じロジクールのM546のほうが安くていいでしょうね。(M546はBluetoothが使えないのでその点は注意)
◆おわりに
以上、M585/M590 ワイヤレスマウスのレビューでした。
上を見ればもっと高機能で良いマウスはたくさんありますが、職場で使うとなると値段やデザインに制約がかかってきます。仕事用にロジクールのG903hを買ってくれと上司に言える人はそうそういないでしょう。(バリバリのゲーミングマウス。高機能。1万6千円ほど。欲しい…)
そのあたりを加味したとき、このマウスは割といい線行くんじゃないでしょうか。
管理人が今欲しいマウス。高くて手が出ない。 |
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